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とある大学生による社会問題考察のブログです。
経済、政治、社会問題、戦争、貧困、環境、エネルギーと多岐にわたる分野について批判的、多角的に分析します。
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批判的思考と経済学
さて批判的思考が経済学にどのように生かされてきたのか。
今日はこれについて考察することにする。 元々経済学は政治経済学(Political Economy)と呼ばれ、単に「経済学」と呼ばれるようになった。 アダム・スミスが経済学の父であるのは有名で大学や高校でも習うことである。 スミスは重商主義を批判して「諸国民の富」を著した。 同時に重農主義者であったテュルゴーなどの影響を受けた。 当時絶対王政下のイギリスでは重商主義によって、金貨幣が国外に流出し、 その上に軍事支出が増大し、イギリス経済を疲弊させていた。 それを批判しイギリス経済を立て直すために重農主義に主眼を置いたのが「諸国民の富」である。 これが経済学を体系付ける名著となった。 一方でマルクスも批判的思考を用いて経済学における新しい方法を体系化させた一人と言える。 彼はエンゲルスと一緒「資本論」や「共産党宣言」を著した有名な経済学者である。 社会主義、共産主義の原点ともなった。 マルクスはスミスやリカードが唱えた労働価値説を批判的に吸収し剰余価値説を体系化した。 「資本論」は労働に主眼を置き労働搾取を批判した。 これは労働とそれに応じた賃金が払われるべきという観点からの考えである。 (マルクスはこれを労働の再生産費用と言っている。) 批判をするには批判する対象についての研究が必要である。 スミスもそうであればマルクスもそうであった。 批判的思考にとって必要なのは批判対象に対する研究と世の中をよくしようとする考えである。 余談であるが彼らの主張は象徴的な部分をとって強調されることが多い。 スミスであれば諸国民の富に一度しか出てこなかった「(神の)見えざる手」であり、 マルクスであれば彼が想像していなかった形での共産党革命である (具体例として資本主義が成熟していなかったロシアからソ連への革命である)。 批判的思考についての最初の考察でも言ったが、誤解や誇張ほど恐ろしい物はない。 (この記事はパルティオZの考察「Critical Thinkingと経済学」を編集した物です。) PR コメントを投稿する
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